詐欺に休みはない

まもなく年末になります。多くの人が休みます。心配なのは、詐欺被害です。詐欺師に休みは関係ありません。いついかなる時も、詐欺師は誰かを狙っています。その、怖さを知ってから、保有していたあらゆるSNSのアカウントを削除しました。自分の家族を含めて、皆様に本当に気をつけてほしいと思います。

仮想通貨詐欺は、被害を取り戻すのがほぼ不可能なこともわかってきました。一縷ののぞみは、銀行の口座と同じように仮想通貨のアドレスも凍結できるようなシステムができるようになることです。仮想通貨は、マネーロンダリングの温床といわれていますから、近い将来、凍結できるようになると思います。政治家の皆さんよろしくお願いします。

色々と仮想通貨について勉強してきましたが、仮想通貨は、犯罪で得たお金を、ロンダリングによってきれいなお金に簡単に変えられるということがわかってきました。ダークウェブでも支払いはすべて仮想通貨です。つまり、仮想通貨を使えば、誰にもばれずに、犯罪のツールを手に入れられるのです。本当に怖いです。

また、会ったことのない人からの投資話は、絶対に詐欺であることを忘れないでほしいです。このことさえ、頭に入っていれば、相手をすぐにブロックできると思います。世の中、簡単にお金を稼ぐのは、詐欺しかありません。すべての人が詐欺とは無縁の年末を過ごせることを願っています。

 

詐欺の立証の難しさ

仮想通貨詐欺に遭って、警察に相談に行ってから約1ヶ月が経ちます。未だに、正常の生活には戻ることができません。相手に送ってしまった免許証が悪用されないかとか、他にもなにか騙されたりするのではないかと、色々と考えてしまいます。この考える時間が無駄なことかもしれませんが、今後絶対に詐欺に遭わないために必要な時間でもあるように感じています。

海外の取引所での仮想通貨詐欺は、警察からもお金が戻ってくる可能性が低いこと、このままでは、事件として立証することが難しいと言うことを何度も言われています。だから、弁護士に依頼してもあまり、可能性がないことを理解できると思います。それなのに、インターネットでは、解決事案多数などと言って、被害者からさらにお金を巻き上げようとしています。私も、つい最近までネットで弁護士のことばかり検索していました。弁護士なのに本当に都合の良いことばかり、掲載してると思いました。中には、実際に連絡を取って、仮想通貨案件は、無理ですと言ってくれる弁護士事務所もあります。そんな事務所は、本当に良心的だと思います。だから、弁護士さんにお願いするのは、着手金無料に絞ったほうが良いと思います。そうしないと、さらに詐欺に遭うことになります。詐欺まがいの弁護士もたくさんいますから、慎重に検討してください。

世の中には、詐欺にあった人がたくさんいます。色々なコミュニティを設立しているようですが、そこにも詐欺がはびこっているようです。

やはり、相談するのは、警察や消費者庁など公の組織が一番いいと思います。人間は、騙す方になっては絶対にだめです。そんなことをかんがえながら、休日を過ごしています。

ツイッターのアカウント削除

仮想通貨の詐欺の始まりは、TwitterのDMでした。これさえなければ、今回の悪夢のような出来事は起きなかったと思います。Twitterでは、ロマンス詐欺や仮想通貨詐欺に遭ってしまったことを共有してくれる方がいて心の支えになっていたのは確かです。でも、ここでTwitterを断ち切らないと、また悪夢のような出来事が起こるのではないかと思ってしまいます。だから、私は今日、Twitterのアカウントを削除しました。あと、ラインのグループも不必要なものは消しました。

また、警察の担当者からも連絡が来て、被害届の受理は難しいと言われました。現時点で犯人を捕まえるのも、被害を回復するのもほぼ不可能といった状態です。もう、未来を見るしかありません。

過去の経験を活かすのは大切ですと詐欺師は言っていました。詐欺師にも騙された過去があるんだろうと思います。人を騙すのはよくありませんが、おそらく詐欺の連鎖によって詐欺師が増えているのだと思います。

簡単にお金を増やすことばかり考えると詐欺師に騙されやすくなります。これからは、コツコツと実力をつけて、自分の手で稼ぐことが大切です。年末にかけて詐欺も増えると言います。みなさんも気をつけましょう。私も気をつけます。

詐欺で失った金額 488783円

今まで稼いだ金額    83円

本日稼いだ金額           26円

残り       488674円

奪われたお金は戻って来ません。

詐欺に遭うと、奪われたお金を取り返したいと思う気持ちは誰もが持つと思います。けど、冷静に考えてください。仮想通貨のアドレスは、どこの誰が持っているのかは、本人と仮想通貨の取引所しかわからないのです。だから、取り返したくても取り返せません。世界中に取引所は無数にあります。アドレスも無数にあります。だから、探すことは不可能です。弁護士の広告サイトでは、あたかも探し出せるような表現を使って、被害者から着手金をさらに奪い取ります。

警察に行って言われたことを思い出してください。お金を取り戻すことも犯人を捕まえることも不可能に近いと言われたと思います。これが現実です。でも、私は1%を諦めません。必ず、犯人に足がつくことを信じています。詐欺にあってできることは、自己防衛しかありません。諦めなければ、絶対にいいことがあると信じましょう。その日のために、ともに頑張りましょう。

 

詐欺に引っ掛かったら絶対に読んで

仮想通貨詐欺に遭ってから、弁護士さんに相談しようと思いネットを検索していました。グーグルのトップには、検索に関係ある広告が掲載されます。その広告は、おそらく詐欺の広告です。調べると、本家本元のサイトでなりすましによる被害を受けていると書いてありました。私も、それを知らずに、そのサイトからライン登録し、個人情報や被害状況を記載してしまいました。今回、私が被害を受けたのが、自称台湾人でした。最近、そのSNSを確認すると今度は香港になっていました。今回、相談していた弁護士さんの広告主は、香港の会社になっています。もし、弁護士になりすまし、その内容が詐欺師に伝わると私が弁護士に相談している内容が全て筒抜けになるのです。家族にまで危害が及ぶのではないかと心配になってしまいます。詐欺師は、自分たちに土がつかないようにあらゆる手段を使って情報を抜いて行くことがわかりました。詐欺が詐欺を呼ぶというのは、正しくこのことを言うと思います。やはり、簡単に個人情報をネットに記載するのはとても危険であることがわかりました。みなさんも本当に気をつけてください。

仮想通貨を知る

仮想通貨の詐欺に遭ってから、仮想通貨のことを調べました。知らずに騙されるのは本当に愚かだっていうことはわかっています。詐欺師は、詐欺のプロですから、あの手この手で騙そうとします。その時、相談する人がいなければ、騙される可能性は高まります。見ず知らずの人にでもいいので、話せる環境が必要だと思います。

仮想通貨を詐欺師の言う通りにアドレスに出金したとします。銀行は、口座に振り込んでも、その口座の残高はわかりません。でも、仮想通貨は、そのアドレスの残高がわかるのです。だから、詐欺師のもとにどれくらいのお金が集まっているのかを調べることができるんです。私が騙された詐欺師のもとには、約1ヶ月で1000万を超える仮想通貨が入金されていました。みんな騙されて入金されている仮想通貨です。でも、アドレスがわかっていても何もできないんです。どこの誰がこのアドレスを保有しているのかわからないのです。本当に腹が立ちます。毎日多くの人が騙されて、詐欺師が喜んでいるのです。おそらく、マネーロンダリングのためにいくつかのアドレスを経由して、最終的に詐欺師が現金化するのだと思います。経由するアドレスも、詐欺の過程で不正に手に入れた個人情報を使用しているのでしょう。世の中、悪いことをしようとすれば何でもできるような時代になってしまったのかな?なんて考えたりしますね。

詐欺師は、騙したお金で、ポルシェに乗って、美味しいものを食べてます。でも、いつか捕まるかもしれないという恐怖は絶対に感じていると思います。

今回、詐欺にあって一番感じていることは、「騙すより騙される方がまだいい」ということです。真っ当に生きていれば必ずいいことがやってくると信じています。

詐欺で失った金額 488783円

本日稼いだ金額      79円

残り       488700円

道のりは遠い

仮想通貨詐欺にあってから、警察に行って被害の状況を警察官に伝えましたが、被害届を出しますか?と最終的に聞かれました。被害のお金は100%に近いくらい戻ってこない。犯人を捕まえられる可能性もほぼ100%ない、そのような状況で被害届のために多くの資料を出すことは大変です、と前置きされました。このお話を聞くと、可能性はないのだから無駄な苦労はしないほうがいいですよと言っているようにも聞こえました。私は、結局被害届を出さないことにしました。今となっては、少し後悔しています。もし、被害届を出すことによって警察が少しでも調査してくれるのなら、その調査に一縷の望みを託したい、と考えたからです。仮想通貨詐欺にあった人のブログなどを見ていると、ほとんどの人が被害届を出していないようです。おそらく理由は私と一緒だと思います。世の中には、緊急性の高い事件がたくさんあります。そのために、調査の時間をかけるのは構いません。もし、少しでも時間があったら、この仮想通貨詐欺の調査もしてもらいたいと言うのが私の気持ちです。

おそらくこうしているうちに、また詐欺に引っ掛かる人がいるかもしれません。だから、犯人の逮捕が必要です。もし、詐欺の関係者が日本にいるなら、必ず捕まえてほしいです。